「ヴィエノワズリー」バターを織り込んだ生地のパンの作り方も学んだ。パンのスタジオは少し寒く、広い大理石の台の上では驚くほどバター生地が綺麗にできた。しかし、どんなに上手にできたと思っても、まあシェフが作ったものと出来上がり具合が全く違う。。
パン職人になるのには最低5年の修行が必要だと言われた。これは以前にも聞いていたことだが、コルドンブルーのパンのディプロマをとったとしても、すぐに売れる様なパンは作れないそうだ。ただ、このコースで作ったパンは全て、パリのうちの近所のパンより格別に美味しかった。
作ったパンは全てお持ち帰りになるが、その量が大量過ぎて嬉しい?悲鳴。今回一緒になった学生も世界中から来ている人ばかり(南米、アジア、ヨーロッパなど)で、皆そのパンをどうするのか苦心していた。
パン作りには気温、湿度、小麦粉、水、イースト、バターなど全ての条件が揃っていなければ同じ様に再現することが難しい。それが分かっていても、これだけ美味しいパンを作ることができるフランスの気候、小麦粉、技術は素晴らしい。
No comments:
Post a Comment
Note: only a member of this blog may post a comment.